ポスドクとは、大学院で博士号を取得したのちに、大学や非営利の研究所で有期契約の研究職に就いている者や、その職自体を指す語です。英語圏のpostdocの日本語訳で、博士研究員とも呼ばれます。
ポスドクの雇用条件はかなり多様です。
ポスドクの雇用条件はかなり多様です。
当該職が正規のこともあれば非正規のこともあります。
例えば特任教員や特命教員、テニュアトラック教員などは、「教員」という職名が付いていますが、ポスドク同様、有期契約の職で、実質的にポスドクです。テニュアトラック教員については、契約期間終了時に審査があり、それに通れば契約を延長できたり、期間の定めのない職に移行できることもありますが、少なくとも有期契約中は実質的にポスドクです。
また、「特任」や「特命」がついていない、正規の教員職(単に助教、講師、准教授、教授など)でも、有期契約の職が増えてきています。3年契約の正規の国立大学医学部教授もいます。
従って、ポスドクとは「博士号取得者」「有期雇用」「研究職」で特徴付けられる、と言っていいでしょうが、実質的にはほぼ同じ条件の大学教員職もあるため、それらとの境界は曖昧です。
従って、ポスドクとは「博士号取得者」「有期雇用」「研究職」で特徴付けられる、と言っていいでしょうが、実質的にはほぼ同じ条件の大学教員職もあるため、それらとの境界は曖昧です。
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